102%えびブログ

A.B.C-Zを推す人生。

出来ることならこのままこの夜道を小一時間ほど歩いてこの熱を覚ましたい

 

 

 

家族の次に大好きな人、戸塚祥太が主演を務める 舞台『フォーティンブラス』を観に行った。自宅に帰る道中、「出来ることならこのまま、この夜道を小一時間ほど歩いてこの熱を覚ましたい」と思った。

 

 

 

いろんなことが制限され、抜け道の見えない暗い迷路に閉じ込められているような毎日の中、エンターテインメントで笑える、泣ける、感動できること。それが私は何よりも嬉しい。

 


役者、演出家、そしてここに関係する全てのプロフェッショナルによって、一公演一公演熱い熱を発しながら作り上げられる奇跡のような瞬間に立ち会えることが、本当に幸せで。今日もまた、『フォーティンブラス』を通して、役者さんと ここに関わる全ての人の熱量に、心を揺さぶられた。

 


置かれている立場や生きづらさは、私たちと変わらないはずなのに、ステージの上であんなにも眩しくて、輝いていて、演じることへの情熱を発していて。こんなにも観る者の心を揺さぶる彼らの熱量が、彼らの存在が、私の希望なんだと思った。

 


テレビ越しに彼らを観れることも、電波伝いに彼らの声を聴けることも、ブログという媒体から彼らの言葉を、心を、知れることも。すべて全て私を支えていて、元気をくれて、明日からも頑張ろうという活力になっている。

 


演劇LOVE、エンタメLOVE。ずっとこの火が消えることはない。

 

 

 

でも

 


昨日観たMステで。

出演予定だったORANGE RANGEがボーカルのHIROKIの発熱によって急遽出演できず、UVERworldが、「コロナ禍で作った」という「EN」という曲をサプライズで披露した。

 

前を向こうとしてもどちらが前か 分からない時だってある

淡い希望こそが その希望を粉砕

 

「EN」-UVERworld(作詞作曲TAKUYA∞)より

※歌詞はMステの字幕から引用

 


私はこんな状況ではあるが、自分の判断で舞台に行ったし、コンサートにも行ったし、今後も行く予定を立てている。でも、全ての人が私と一緒ではなく、同じくらい強い気持ちで舞台を観たい、コンサートに行きたいと思っていても行けない人がいる。この状況下で、行かないと決断した人がいる。「淡い希望こそが その希望を粉砕」。彼らがステージに立っているという現実。エンタメこそが彼らの本業であり、希望であると同時に、常に危険を伴っている。行かない人、行けない人は現在進行形で光っている希望を感じながらも、心はどんどん閉ざされていっているかもしれない。

 


だからこそ本人達も、私たちも常に不安を抱きながら、最悪の事態が起きぬよう祈っている。最善の注意と、できる限りの感染症予防をしながら毎日を生きている。

 

 

 

戸塚くんのブログを少し引用させてください。

「どうかみんなが無事でありますように!

 


安全第一の行動を。

 


私はステージに立ちます。

 


これが何かを直接的に解決する手段でないことは百も承知で、でも、これが私に出来る唯一のことなので、私はステージに立ちます。

(途中略)

 


ほんの少しの間だけでも、その世界から脱却できます様に!」

(2021年8月20日(金)Johnnys Web内 戸塚祥太個人ブログ”guerrilla love”より抜粋)

 

 

 

はやく、こんな日々が終わりますように。みんなが会いたい人に会いに行ける世界に戻ります様に。

 

あの日から 突然 何もかもが変わってしまった

でも 永遠に抱える価値ある悲しみだと そう信じて…今日も行こう

「EN」-UVERworld(作詞作曲TAKUYA∞)より